持つ・持たないの話ではなく、「できること」が増える感覚(カーシェアでもOK)
東京で車を「持つかどうか」は、よく話題になります。
駐車場代が高い、電車が便利、渋滞がある。どれも事実で、間違っていません。
でも少し視点を変えてみると、この問いは結論を急がなくてもいい気がします。
大事なのは「所有」かどうかよりも、車が使えることで、時間の選択肢が増えることです。
この記事は、マイカーでもカーシェアでも読める入口記事です。
一人・家族・男女、どの立場でも「自分の話」として読める視点を大切にしています。
電車を基準にした東京は、とても完成度が高い
東京の電車は世界でもトップクラスに優秀です。時間通りに来て、どこへでも行けて、迷いにくい。
仕事にも遊びにも日常にも、十分すぎるほど対応しています。
だから「東京に車はいらない」と言われるのも自然です。
実際、電車だけで生活が成立している人はたくさんいます。
ただ、その便利さの裏で、私たちはいつの間にか「時間の使い方」を電車のルールに合わせています。
終電を気にする、混雑を避ける、持ち物を最小限にする。どれも悪いことではありません。
車が増やすのは、移動距離ではなく「時間の種類」
車を使うようになると、まず変わるのは移動距離ではありません。
変わるのは、時間の質です。
終電を気にしなくていい時間。
目的地を決めずに動ける時間。
荷物や服装を気にしなくていい時間。
これは速く移動するための話ではなく、縛られないための時間の話です。
電車やバスの不便さは、否定ではなく「身体感覚」の話
電車やバスが便利なのは事実です。
ただ、その合理性は、身体の状態までは面倒を見てくれません。
乗り換えが多い。階段が多い。エレベーターを探すのに時間がかかる。
荷物が少ない日なら問題なくても、仕事帰りや家族で出かける日には負担が積み重なります。
夏は外に出た瞬間に汗をかく。冬はホームで待つ時間がつらい。雨の日は傘と荷物で手がふさがる。
どれも我慢できないほどではありませんが、気にならないとも言い切れない不便さです。
車を使うと、暑さ寒さや荷物、乗り換えといった小さな負担から一度距離を置けます。
これは効率の話ではなく、「その後の時間に余裕が残るかどうか」という視点です。
一人でも、誰かとでも成立する時間
一人で車に乗る時間は、誰にも邪魔されません。
音楽も沈黙も、自分のペースで選べます。
仕事帰りにまっすぐ帰らなくてもいい。予定がなくても走っていい。
何かをするためではなく、何もしない時間を過ごすために動ける感覚があります。
誰かと一緒なら、なおさらです。
会話がなくても気まずくならず、窓の外を見ているだけでも時間が成立します。
持たなくてもいい。カーシェアという選択
ここで大切なのは、必ずしも車を所有する必要はないという点です。
東京にはカーシェアがあります。毎日使わなくても、必要なときだけでいい。
それでも「使える」という状態があるだけで、時間の使い方は確実に広がります。
「持つ」かどうかを決める前に、「使えると何が変わるか」を試せるのが東京の強みです。
結論を急がなくていい
車を持つか、持たないか。結論を出す前に、一度だけ考えてみてください。
車が使えると、自分の時間はどう変わるだろうか。
東京で車を使うことは、便利さを補うためではなく、
時間の余白を増やすための選択肢なのかもしれません。
With Car Tokyoでは、そんな「車があることで増える体験」を、少しずつ言葉にしていきます。
